瀬戸現代美術展2022 暮らしに溶ける
会場の『菱野団地』は、1967年起工し、入居が始まって50周年を迎えた。団地の設計は、黒川紀章氏 高度成長真っ只中の昭和40年代 車が増え、工場建ち、光化学スモックや公害問題、、光と影がくっきりとしていた時代だったなぁと、思い出して今感じる
友人のMITOSが参加するとのことで彼の案内のもと瀬戸の街と現代美術を楽しんできました
着いたのは昼下がり、レトロな商店街を抜けていくと子供らが道端で遊んでいる
この団地の特徴は、十時交差点がなく信号もない。人と車が事故を起こさないような作りがしてあって、車にとっては迷いやすいみたいだが、暮らすには安心感があり、秋の夕暮れと団地と美術が溶け合ってゆったりとした時間を過ごすことが出来ました。
MITOSの作品は、菱野ウイングヒルの一室にあり、クリームホワイトの壁に赤い絵達
本人より作品の説明をいただけました。 呼吸と間を表現しているとの事
「呼吸が乱れたりすると線が歪んでしまうので、一呼吸で線を引く」
作家の精神がそのまま絵になっていて、ダイレクトに伝わる。
書に近い作品でしょうか?と思い本人に聞いてみたところ、
近いですね、との事でした。
見る人が作品と向き合っての感じることは、千差万別自由です。
つづく
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